ゼロカーボンへの取り組み
高島産業株式会社は、2030年度までにCO₂排出量を2018年度比で50%削減し、2050年までに再生可能エネルギー比率を100%とすることを目標に、取り組みを進めています。あわせて、2030年までに自社内の燃料使用ゼロを目指しています。脱炭素社会への貢献とともに、環境性能の一層の向上を図り、サステナブルな社会の実現を目指します。
運用改善によるCO2排出削減:3.0%
■室温設定の緩和による空調エネルギー削減

空調の消費エネルギー削減を目的として、各空調リモコン付近に「室温設定の目安」を記載したPOPを掲示しています。
さらに、サーキュレーターや扇風機で室内の空気循環を行うことで冷暖房効率の向上を実現しています。
■コンプレッサ設定圧の低減対策削減

コンプレッサの設定圧を低減させることで消費電力を削減し、月間で819kg-CO2(11%削減)の削減を達成しました。
また、休日のコンプレッサ停止や付帯設備の電源OFF徹底といった運用改善も実施しています。
■オイルポンプのインバータ化

諏訪工場で稼働するNC旋盤の切削油量調整に際し、ポンプのインバータ化を行った結果、月間で41kg-CO2(74%削減)の削減を達成しました。
設備更新によるCO2排出削減:16.2%
■照明のLED化

諏訪工場で蛍光灯照明をLEDに変更した結果、月間で1,223kg-CO2(30%削減)を達成しました。
今後、全工場でのLED化を目指し推進していきます。
■エアコンの高効率化対策

従来使用していた低速エアコンをヒートポンプエアコンに置き換え、空調システムの効率化を実現しました。
また、これに伴いボイラーを廃止し灯油の使用を削減しました。
再エネ導入によるCO2排出削減:30.8%
■太陽光パネルの設置

一部建物に太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーの積極導入を進めています。
また、卒FIT電源を活用したオフサイトPPAサービスを活用し、家庭向け太陽光発電設備の長期稼働化に貢献しています。
関連ページ:太陽光発電システム